1986年の開校以来、私たちは世界中から様々なバックグラウンドを持つ学習者を受け入れてきました。多国籍、多文化、多様性こそがアークアカデミーの校風です。私たちは日本語教育のプロフェッショナル集団として、世の中の変化とニーズに応えるべく、常に学習者の視点で、最適なカリキュラムや教材を研究し、実践し続けています。学習者のアンケート結果は、90%以上が「授業に満足」と回答。授業ではコミュニケーション能力と「考える力」を養うために、豊富な教室活動を通じて、社内・文化・地域のさまざまな問題について考察します。
ARCとは「世界への架け橋」という意味です。私たちはみなさまの卒業後の進路についても全力でサポートします。日本語教育を通じて、将来、日本と世界の架け橋として社会貢献してくれる人材の力になりたい。それが私たちの願いです。
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1.多様な学習者が集う多国籍・
多文化の環境当校の学習者の出身国・地域は、アジアをはじめ欧米・中東・アフリカなど様々。現在も50を超える国と地域の学習者が勉強しています。学習者の背景は、母国で高校または大学を卒業された方、現役ビジネスマンの方、就職後にリタイヤをされた方、長期休暇中の方、配偶者が日本人の方など多様です。学習目的も、日本での進学、就職、起業から、日常生活のため、サブカルチャーや伝統文化に興味を感じてと千差万別。日本の地域社会との交流にも積極的に参加しています。国・地域、年代、職業、目的が異なる学習者が在籍する多国籍、多文化の環境の中で、異文化交流を体験し、多文化共生を学んでいくことができます。
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2.一人ひとりの学習ニーズに
きめ細かく対応開校以来、世の中の変化とニーズに応えながら、30年以上培ったノウハウを活かし、多様な学習者の多様なニーズに対応できるカリキュラムを実践しています。入学時に学習者一人ひとりのニーズ調査・レディネス調査を行い、最適なレベル別のクラス編成を行います。文字学習では『漢字マスター』というオリジナル教材を用いた学習方法により、非漢字圏の学習者でも無理なく漢字が習得できます。各クラスの担任教師が毎学期一人ひとりの学習者と個別にカウンセリングを行い、それぞれの学習進度に応じた適切な学習サポートを行います。また中級以上の学習者を対象に、ビジネス日本語クラス、選択授業(聴解、読解、日本事情)、試験対策オプション講座(JLPT対策、EJU対策)を開講するなど、様々な学習プログラムを用意しています。
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3.コミュニケーション能力を養成
90%以上が満足と答える授業感じたこと、考えたことを的確に伝えること。相手の意図を的確に受け止めること。相互理解と尊重はコミュニケーションから始まります。アークアカデミーの教室活動の中心は、伝えたい内容を相手にどう表現すればよいかに重点を置いたタスクです。自己表現を通して、様々な相手と意思疎通を図ることができるようになることを目標としています。読む、書く、聞く、話すを言語の4技能と言いますが、アークアカデミーではこれに「考える力」を加えた5技能を育てていきます。情報の発信・受信の機会を豊富にもつことによって、5技能が身に付いてコミュニケーション能力が向上するのです。
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4.卒業後の進路をサポート
日本と世界の架け橋に学んだ日本語を生かして夢や目標が実現できるよう、一人ひとりのニーズに応じて卒業後の進路をサポートします。アークアカデミーから毎年数多くの卒業生が日本の大学院、大学、専門学校に進学しています。受験のための情報収集から出願準備、試験対策はもちろん、進学後の授業に対応できるアカデミックジャパニーズの習得にも力を入れています。
また近年では日本で就職を希望する学習者も増えてきました。企業の留学生向けの求人も増えていて、業種、職種を問わず、毎年数十名の卒業生が日本企業に就職をしています。みなさまが日本で円滑に就職活動ができるようサポートします。卒業生が将来、日本と世界の架け橋として、社会に貢献してくれることが私たちの願いです。
アークアカデミー(ARC日本語学校)は、日本語を身につけようと希望する外国人ビジネス関係者のために、1986(昭和61)年に創立されました。ARCとは「世界への架け橋」という意味です。 その後、ビジネス関係者から語学留学生、研究者、大使館関係者、語学教師、研修生そして定住者まで学習者層が広がりました。現在では50か国を超える多彩な学習者がアークアカデミーで学んでいます。
多くの学習者は、日本語の習得だけでなく日本の社会、文化、歴史に興味をもっています。日本人と親しくコミュニケーションの機会をもちたいと願っています。この希望に応えるために、熱意ある経験豊富な講師による授業とともにさまざまな国際交流の機会を提供しています。
懸命に自らの資質を磨く学生たちが、世界の平和と人類の未来に貢献してくれることが私たちの願いです。
代表 鈴木 紳郎